社会保険労務士は、労働・社会保険に関する法律、人事・労務管理の専門家として、企業経営の3要素(人、物、金)のうち、人の採用から退職までの労働・社会保険に関する諸問題、さらに年金の相談に応じる、人に関するエキスパートです。
労働社会保険の手続の代行
労働社会保険関係の手続や給与等の計算、手続は手間がかかり、非常に複雑なので企業にとっては大きな負担のひとつです。
しかも、年度更新を怠ったり、保険料を滞納したりすると、経営者が追徴金や延滞金を徴収されることになり、小さいと思っていたミスによって大きな損害を被ることになりかねません。
専門的な知識を持った社会保険労務士は、このような労働社会保険手続をすばやく正確に行います。
人事労務管理のコンサルティング
会社経営の3要素と言われる「ヒト、モノ、カネ」。そのうち「ヒト」が最も重要だと言われています。
65歳までの雇用の確保が義務づけられ、契約社員・パート・アルバイト・派遣社員といった雇用の多様化が進む昨今、多様化した人材の能力をいかに引き出し活用するかが、会社の生産性を高めるための重要課題だと言えるでしょう。
会社の業績アップには、年俸制や能力給等の導入といった賃金体系の変更、能率を上げるための労働時間制など、職場のみなさんがいきいきと働ける環境づくりへの工夫が欠かせません。
しかし、それぞれの会社が業績をアップさせるために最も適した体制は、その業種や、働く人と顧客の性別・年齢層などによって異なります。
社会保険労務士は、その会社の実情を専門家の目で分析し、きめ細かいコンサルティングを行います。会社の発展を促すことは、労働条件の改善にもつながり、会社の更なる活力を生み出します。