お勤めの方は国民年金と厚生年金の両方の被保険者です。ちゃんと国民年金の保険料も給料から引かれています。国民年金は文字通り国民全員が被保険者となり、年金制度の土台部分、1階部分と言われています。この1階部分の国民年金に厚生年金が2階部分としてのっかっているイメージです。
自営業の方は1階部分の国民年金だけです。2階部分を欲しいという場合は、国民年金基金などに加入する方法があります。
ちなみに、両者の法律名は、国民年金法と厚生年金保険法ですが、国民年金法には「保険」がつきません。国民年金のほうには、20歳前障害による障害基礎年金のように保険料を納めなくても支給されるものがあるので「保険」がつかないとのこと。
