ジェネリック医薬品とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後につくられた薬です。先発医薬品と同等と国から認められた上で発売されている安価な薬であり、薬代の負担軽減につながります。
(ジェネリック、generic = 一般的であること。共通していること。)
先発医薬品の開発が10〜15年、数百億もの投資が必要といわれるのに対して、ジェネリック医薬品の開発期間は3年ほどと短く、また研究開発費用も当然低くなります。これらのコストを安く抑えることができるので、それが薬価にも反映されることになります。薬代として3割以上、中には5割以上安くなる薬もあります。
ジェネリック医薬品は先発医薬品と同じ主成分を使い、効き目や安全性が先発医薬品と同等であると国から承認されたお薬です。医薬品は薬事法によりさまざまな規制が定められています。ジェネリック医薬品は先発医薬品と同じ規制のもとで開発・製造・販売されていますので、品質に違いは無いと考えられています。
ジェネリック医薬品は医師による処方せんが必要ですので、まずは医師・薬剤師にご相談ください。ただし、すべての薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。使用できる病気(効能)が異なる場合や、在庫がない場合など切り替えることができない場合があります。
ジェネリック医薬品についての情報サイト
(日本ジェネリック医薬品学会)