老齢年金を繰り上げ支給するとどのようなことが起きるでしょうか。何か制限されるものがあるのでしょうか。これをみていきます。
- 年金を繰り上げすると減額される。減額率は65歳を基準として1か月さかのぼるごとに0.5%の減額となる。生涯その減額された額となる。
- 繰り上げ支給を請求後は取り消しできない
- 被保険者でない60歳以上65歳未満の間に初診日のある障害、事後重症や基準障害、その他障害による障害年金が適用されない。
- 寡婦年金は受給できない
- 国民年金の任意加入はできなくなる
- 10年以内に保険料免除を受けたことのある人は保険料の追納ができなくなる
- 振替加算は繰り上げできません
- 繰り上げ受給期間中に遺族年金を選択し、再び老齢基礎年金を受けられるようになっても減額されたままの額となる