【トピックス】
1.職務、勤務地、労働時間などを限定した「多様な正社員」の普及・拡大のた
めの有識者懇談会報告書をまとめました
2.「技能検定」の実施状況をまとめました
〜 新たに28万人が「技能士」に 〜
3.8月1日から高年齢雇用継続給付などの支給限度額が変わりました
【トピックス1】職務、勤務地、労働時間などを限定した「多様な正社員」の
普及・拡大のための有識者懇談会報告書をまとめました
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「正社員」と「非正規雇用の労働者」の二極化を緩和し、労働者一人ひとりの
ワーク・ライフ・バランスと、企業による優秀な人材の確保・定着を図るため、
労使双方にとって望ましい多元的な働き方=職務、勤務地、労働時間を限定した
「多様な正社員」制度の実現が求められています。
厚生労働省では、昨年9月に「多様な正社員の普及・拡大のための有識者懇談
会」を設置し、「多様な正社員」の雇用管理をめぐる課題について検討を重ねて
きました。このたび、雇用管理上の留意事項や就業規則の規定例を整理するとと
もに、報告書をとりまとめましたので、職務、勤務地、労働時間を限定した正社
員制度の導入や運用の見直しを検討される際には、ぜひご活用ください。
<報告書での提言内容>
1 多様な正社員の効果的な活用が期待できるケース
2 労働者に対する限定の内容の明示
3 事業所閉鎖や職務の廃止などへの対応
4 転換制度
5 均衡処遇
6 いわゆる正社員の働き方の見直し
【詳しくはこちら】
http://krs.bz/roumu/c?c=10129&m=46397&v=2ce825e2
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【トピックス2】「技能検定」の実施状況をまとめました
〜 新たに28万人が「技能士」に 〜
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厚生労働省ではこのほど、平成25年度「技能検定」の実施状況をまとめました。
平成25年度の合格者数は27万8,205人で、前年度に比べ6,471人・2.3%の減少
となりました。技能検定制度は働く上で身につけるべき技能や必要とされる技能
の程度を国として証明するもので、現在128職種で実施しています。これに合格し
た人だけが「技能士」を名乗ることができ、昭和34年度の制度開始以来、今回の
平成25年度の実施までで延べ約547万人が資格を取得しています。
技能検定は、技能レベルの向上に役立つだけでなく、顧客からの信頼の確保や
社員のモチベーション向上などにも、大きな力を発揮しています。ぜひご活用く
ださい。
【詳しくはこちら】
http://krs.bz/roumu/c?c=10130&m=46397&v=427580cc
【技能検定関連情報ポータルサイト(技のとびら)】
http://krs.bz/roumu/c?c=10131&m=46397&v=e7fe10c2
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【トピックス3】8月1日から高年齢雇用継続給付などの支給限度額が変わりま
した
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厚生労働省では、8月1日に、高年齢雇用継続給付、育児休業給付、介護休業
給付の支給限度額を改定しました。これは、「毎月勤労統計調査」の平均定期給
与額の動向をもとに、毎年8月1日に改定しているものです。支給限度額は以下
のとおりです。
<高年齢雇用継続給付>(平成26年8月以降の支給対象期間から変更)
支給限度額 341,542円 → 340,761円
最低限度額 1,848円 → 1,840円
<60歳到達時等の賃金月額>
上限額 448,200円 → 447,300円
下限額 69,300円 → 69,000円
<育児休業給付>(初日が平成26年8月1日以降の支給対象期間から変更)
上限額(支給率67%) 286,023円 → 285,420円
上限額(支給率50%) 213,450円 → 213,000円
<介護休業給付>(初日が平成26年8月1日以降の支給対象期間から変更)
上限額 170,760円 → 170,400円
【リーフレット】
http://krs.bz/roumu/c?c=10132&m=46397&v=d213a691
8月1日から雇用保険の基本手当(失業給付)の日額も変更になりました。
【リーフレット】
http://krs.bz/roumu/c?c=10133&m=46397&v=7798369f
【高年齢雇用継続給付、育児休業給付、介護休業給付の詳しい制度内容】
http://krs.bz/roumu/c?c=10134&m=46397&v=b9c8ca37